2016/05/02
事例で分かる★耐震工事成功のポイント~小規模マンション~
第3回:想像以上!耐震工事後のメリット
赤坂桧町公園アーバンライフの耐震工事事例の第3回は、耐震工事実施中のリアルな体験談と、実施後のメリットについてお聞きしました。「やってみてわかった」想像以上のメリットとは...!?
‐耐震工事後の住まいはいかがですか?
とにかく揺れなくなりましたね!工事前は震度2の地震でも揺れて怖かったですけど、今は大丈夫です。震度4程度の大きめの地震でも、安心感が全然違います。揺れても気持ち的に怖くないんですよ。賃貸に出しているところも多いですが、借り手の人も安心感が違うのではないでしょうか。
‐他にもメリットはありますか?
耐震工事をしてもらったことによって、設計・施工してくれた松井建設さんにしっかりと建物を見てもらえたことも大きいですね。古い工法で作られているだけにしっかりしたところもあり、10〜20年ごとに修繕工事をしていけば、あと50年は大丈夫、と言ってもらえました。その意味でも、安心して暮らすことができます。
‐それだけしっかりした作りなら、資産としても価値がありますね。
自分の代だけでこの住まいは終わり、と考えていた人も、相続のことを考えなくてはいけないかもしれませんね(笑)。古いマンションですが、共有スペースの屋上からの見晴らしが良かったり、趣きのあるタイル貼りが施されていたり、今の近代的なマンションにはない良さがあります。耐震工事をしたことで、落ち着いて暮らせる住まいになったので、これからもこの暮らしを大切にしていきたいです。
耐震工事によるメリットは単純な建物強度のアップだけではない。住まいが「安心安全」だからこそ、毎日の暮らしが充実するのじゃ!
さて、次回(5/11更新予定)は住宅⾦融⽀援機構さんへの突撃インタビュー!
今回のマンション組合さんも利⽤されていましたが、実際にどういった申込みが必要なのか?
どれくらいの期間がかかるのか?必⾒の情報が満載じゃ!
‐工期はどれくらいでしたか?
大体7ヶ月です。診断から施工が決まるまで5年以上かかっていたので、工事はあっという間でした(笑)。
‐工期中の暮らしは?
普通に住み続けることができましたが、ベランダには出られなかったのと、ピロティ形式の駐車場を工事したので、その間は別の駐車場にクルマを止めなければなりませんでした。工事中は音もしましたけど、事前に告知していたことと、「この工事はやらなくてはならない」との意識は共通していたので、大きなクレームはありませんでした。